• 以前と比べ、人相が変わった
• 鼻の下のふくらみが気になる
• 入れ歯を入れると皺が目立つ
• 出っ歯になった
• 自然な歯並びの入れ歯が欲しい
• カラーリングデンチャーが欲しい

見た目は、人工歯の色や形、排列位置、床の厚みや長さ、床の色、研磨面形態等に大きく左右されます。きれいなだけではなく、自然観、自分らしさも大切です。
どのような入れ歯が欲しいのかきちんと聞き取り、それを入れ歯製作に落とし込みます。そのために、当医院では患者様の目の前で、お顔とのバランスを見ながら、入れ歯を製作していきます。入れ歯を製作する技術がある医師だからこそできることです。きちんと丁寧に製作することにより、機能だけでなく、審美も兼ね備えた入れ歯になるのです。

食べるということは、栄養を摂取することだけが目的ではありません。おいしい、楽しい、幸せと感じることが食事の大切さだと考えます。
食事は、奥歯できちんとすり潰し、長い時間唾液と接触しきちんと混ざり合うことで、おいしいと感じることができます。その機能を持ち合わせた噛み合わせが、フルバランスドオクルージョンです。よく入れ歯に用いられる噛み合わせに、リンガライズドオクルージョンがあります。この噛み合わせでは左右に顎を動かして食事をすることができず、垂直にしか噛むことができません。つまり、すり潰すことができないといえます。また、この噛み合わせは、食物を破砕する効率が高いため、咀嚼回数が少ないうちに飲み込むことになり、おいしさを感じにくくなります。

フルバランスドオクルージョン

• 中心咬合位（奥歯でまっすぐ噛んだ時）で左右ともに咬合する。
• 側方位（右や左に動かした時）においても、作業側では同名咬頭同士、平衡側では異名咬頭同士のすべての歯が同時に接触する。
• 左右に動かして咀嚼することができる（すり潰すことができる）。

リンガライズドオクルージョン

• 中心咬合位では、上奥歯の舌側咬頭が下の中心窩に嵌合する。
• 下奥歯の頬側咬頭を上顎臼歯咬合面には咬合させない。
• 垂直にしか噛めない（すり潰せない）。