歯周病になると、歯を支えている骨が溶けていき、だんだんと自分の歯がぐらぐらしてきます。
痛みが出にくいため、知らない間に動揺が大きくなってしまい、しまいには自然に歯がぬけてしまいます。

歯がぬけてしまうとびっくりしてしまうと思います。
どうしてよいか分からず、途方に暮れてしまう方もいらっしゃると思います。

前歯であれば一日でも早く何とかしたいところですよね。

入れ歯をお持ちの方であれば、その入れ歯に人工の歯を足すことができます。
部分入れ歯のばねがかかっていた歯が抜けた場合でも、
人工の歯を足すと同時に、ばねもお隣の残っている歯に足してあげることで、
また、入れ歯として使えるようになります。
即日修理しますので、その日の内に使えるようにすることができます。

ただし、最後の歯が抜けてしまい、部分入れ歯から総入れ歯になる場合は、
人工の歯を足しただけでは、使えない方もいらっしゃいます。
お使いの部分入れ歯の形態が、総入れ歯に必要な形態を満たしていない場合は、
歯を足しただけではすぐに外れてしまうため、
使える入れ歯にするためにはたくさんの修理が必要になることがあります。

なぜなら、部分入れ歯は、ばねを歯にひっかけて外れないようにするのに対し、
総入れ歯にはばねをひっかける歯がないため、
筋肉や粘膜と入れ歯を調和させ、吸着させることで外れないようにするからです。

修理して使える入れ歯にするか、新しく入れ歯を作った方がよいかは
お一人お一人と相談して決めさせていただきます。
新しく入れ歯を作る場合でも、数日で入れ歯を作ることができますので、
長い間入れ歯がなくて困るということはありません。

歯が抜けてしまっても、いよいよ抜かなければいけない歯があっても、
お一人で悩まずご相談いただければ、最善の方法をご提案いたします。