入れ歯安定剤は必要ありません
入れ歯を使用する際、入れ歯安定剤を使用することが当たり前になっていませんか?
入れ歯がすぐに外れてしまう、
噛むと入れ歯が痛い、
食物が入れ歯の下に入ってしまう、
などの理由で安定剤がなければ、入れ歯が使用できない方がとても多いように思います。
安定剤を使用している方にお聞きすると、
毎食張り替えなければいけない、
安定剤が歯茎にくっつくと、とることに何十分もかかってしまう、
味が嫌、
ねばねばしていて気持ち悪い、
というお声をお聞きします。
とても大変ですよね。
また、安定剤がなければ使用できない入れ歯は、お口に合っていないということを意味します。
つまり、合っていない入れ歯を長年使用すると、顎堤(土手)の吸収を早め、どんどん入れ歯が安定しにくい(入れ歯を作ることが難しい)お口になっていきます。
きちんとお口に合った入れ歯を使用すれば、安定剤を使う必要はありません。
入れ歯を使用している多くの方が、食事のおいしさを楽しみ、幸せな毎日を過ごしていただくことを願っています。